唐突なCAS回でございます。どうも毎度似た顔のシムを生成してしまうというのは世界共通の悩みらしく、みなさま色々と対抗手段を編み出しておられるようです。そんな中で今回ご紹介するのは、始祖16名から5世代にわたって遺伝子を継承することでユニークな顔のシムを生み出そうというチャレンジ。参考元はUnknown Onion様によるこちらのページ。日本語ですとひつじのシムズ4様による紹介記事でとても分かりやすく説明されています。
実はこのチャレンジ自体は割と前に遊んだのですが、画像の整理が大変でブログにするのが遅くなってしまいました。以下で登場するシムたちの何人かはブロックパーティーチャレンジの住民シムとして登場したりしています。
ルール説明
私はざっくり以下のようなルールでチャレンジしてみることにしました。
- ティーン～シニア世代のデフォルトシムから初代となる16名を完全に顔の好みで選択。男女どちらの子が産まれても遺伝を追いやすいよう男女8名ずつとする。
- 遺伝の比較を容易にするため世代は若者に統一。髭、アクセサリー、メイク、皺は全て除去。
- 初代16名を8組のペアにして遺伝子操作で子を8名生成。ランダムで最初に生成された子の性別や容姿を変えず若者に成長させる。
- 2世代目8名を4組のペアにして、上記と同様の手順で子を4名生成。
- 3世代目4名を2組のペアにして、上記と同様の手順で子を2名生成。
- 4世代目2名から男女1名ずつの子を遺伝子操作で生成。
こうして最後に誕生した2名はどんな顔になるのか。やっぱり好きなシムから生成しているから似た系統になるのか、全く新しいタイプの顔になるのか。実験してみましょう！長い記事ですので今回は2世代目誕生までをご紹介します。
始祖シム一覧
まずはデフォルトシムから純粋に顔が気に入っている男女8名ずつを選択。この作業、時間がかかりましたが正直めちゃくちゃ楽しかった。
選ばれた男性シムはこちらの8名。自分としては予想外なラインナップになりました。お馴染みのデフォルトシムもCAS画面で改めて色々な角度から見てみると、けっこう印象が変わるんですよね。魅力的な顔をしていたんだなぁと気づいたシムがたくさんいました。（私は横顔のラインが気になるタイプで、CAS画面では大体シムに斜め横を向かせた状態で作業しています。）
女性シムはこちらの8名。これはもう予定調和というか、普段から素敵だなと思っていたシムがそのまま選ばれました。自分で予想外だったのはブロッサム・グリーンバーグぐらいでしょうか。
初代16名から8名生成
それでは初代16名を8組のペアにして、子を生成していきます。組合せは特に意図したものではなくランダム。以下の画像では左右に親、中央に子が配置されています。
ダン・ロサーリオ×ブロッサム・グリーンバーグ
1組目はOasis Springsのダン・ロサーリオとEvergreen Harborのブロッサム・グリーンバーグ。ダンはみなさんご存じSims4界きっての色男。ブロッサムは私のお気に入りのノックスくんのお母さまなのですが、今回若者に世代変更してみて大変な美女であることに初めて気づきました。ちょっと気怠そうな重ための二重が最高。癖強めのフランス映画とかで活躍している顔ですよこれは。
しょっぱなから最高に可愛い、でも自分で生み出すことはないタイプのシムが産まれて歓喜しています。もうこれでチャレンジ終了でいいよ。眉、鼻は完全にダン似。今まで気にしたことがなかったですが眉毛って遺伝するんですね。目と口もブロッサムとは違う気がするのでダンでしょうか。正面から見たフェイスラインはブロッサムですね。
横から見ると、目の位置や口元のラインはダン似な気がする。全体的にダン似で、困り眉と鼻筋が特徴的な魅力あふれるシムとなりました。髪型もお似合い。プレイ中の何かしらのシリーズに登場させたいぐらいです。
モティマー・ゴス×ジュリア・ライト
お次はゴス家のモティマー氏と大学生のジュリア。モティマーはこれまで有名な美女の夫ぐらいのイメージだったのですが、とても魅力的なお顔立ちであることを発見して衝撃を受けています。特に横顔のラインが最高です。
どう見ても若者世代には見えない男性シムが生成されました。目と口、正面の輪郭はモティマーですね。眉はジュリアか…？鼻が分かりません。
横から見た感じ、どうも鼻はモティマーの遺伝ではなさそうです。横顔のライン全体もジュリアに近いですが、顎の出方に若干モティマーの名残が感じられます。全体としてはどちらかというとモティマー似のような気もしますが、個人的な好みの顔とはまた違うシムに仕上がりました。それにしてもモティマー氏のフェイスラインは絶妙な美しさですね。
スコット・トラヴィス×ラビ―ナ・チョプラ
3組目はBFF世帯のトラヴィスとCottage Livingで追加されるラビーナ・チョプラ。トラヴィスは細面に中心寄りの垂れ目、ラビーナはどちらかというと幅がしっかりある顔で目はキリッとしているので、かなり印象の違う顔同士です。
トラヴィスと同じ細面のシムが誕生しました。顎のくぼみも遺伝している。鼻もおそらくトラヴィス、口と目とつり眉はラビーナですね。
横顔もトラヴィス似。顎のラインが若干ラビーナ寄りでしょうか。顔全体の輪郭はトラヴィスなんですが、目の印象のせいかどちら似とも言い難いです。肌のトーンは両方から遺伝しているはずですが、どちらの色調とも違う感じがして不思議。2人に比べて赤みが目立つトーンだなと思います。
マルコム・ランドグラーブ×ナラニ・マヒアイ
4組目、御曹司のマルコムとSulaniの人魚ナラニのペア。マルコムは細面と繊細な横顔のラインがスコット・トラヴィスに似ている気がします。
ちょっと生意気そうな魅力のあるシムが生成されました。目と正面からの輪郭はナラニ、口はマルコムですね。眉は2人とも眉山がしっかりあるタイプなので、どちらか分かりません。鼻はどうかな。
横から見ると鼻筋を含め完全にマルコムでした。鼻のパーツ自体はナラニで、高さや鼻筋がマルコムという感じでしょうか。ところで横から見たときのナラニの口元がキュートですね。2人の遺伝がちょうど半分ずつ出たような、どちらにも似ていると言えそうな雰囲気になりました。個人的には眉を整えて焦げ茶の眉マスカラをするとぐっと洗練される気がします。
ウォルフガング・マンチ×ゾーイ・パテル
5組目。ちょっぴりしかめ面なところが魅力のウォルフガングと、みんな大好きな陽気な美女ゾーイの組合せです。
むかーし流行った感じの細眉が印象的なシムが誕生しました。顔の輪郭、口元、鼻は明らかにゾーイですね。目はウォルフガング似で小さめ。
横顔のラインもゾーイ似。どちらに似てもきれいなラインになっただろうと思います。なかなか特徴的な魅力のある美人さんになりました。
デュアン・タラ×ジェスミンダー・ブヒーダ
6組目は、南国から参戦してくれたデュアンと、夫と都会に出てきたばかりのジェスミンダー。意図したわけではないですが、髪や目の色、肌など色調が似通った2人です。
大きな目が印象的な男性シムが生成されました。デュアンの目とは違うのでジェスミンダーの遺伝でしょう。鼻と口もジェスミンダーでしょうか。正面から見た輪郭はちょっとどちらとも言い難いですね。
ジェスミンダー譲りの美しい横顔。あまりにも曇りのないキレイな目をしているので私がこのシムをプレイするなら正気でない特質をつけるでしょう。急に何を言っている？
ブレント・ヘッキング×ペニー・ピザッツ
次は愛犬家のブレントと、都会のインフルエンサー、ペニーの組合せ。ブレントはがっちりしたフェイスライン、ペニーは卵型の小顔なので対照的ですね。
ブレント譲りのフェイスラインと凛々しい眉のシムが誕生しました。鼻もブレントですね。口もそうかな…？目はペニーの遺伝だと思います。
横から。きりっとした綺麗なお姉さんになりました。何となく自分の工房を持っている陶芸家のようなイメージ。
ジュール・リコ×オリアナ・ンガタ
いよいよ1世代目最後のペアまでたどり着きました。Evergreen HarborのジュールとSulaniのオリアナです。ジュールはいつも魅力的なシムだなと思うのですが、どのセーブファイルでもベスとは破局して別の人と結婚しています。でも同居は継続しているので元彼女と現妻とジュール、みたいなカオスな世帯になっているのをよく見かけます。
いまいちどちらにも似ていないシムが生成されました。目と鼻はオリアナ、眉の形はジュールだなと思うのですが、口やフェイスラインがよく分かりません。頬の丸みはどちらかというとオリアナかと思うのですが、オリアナはもっと骨格がしっかりした感じですよね。
横から。いや～フェイスラインが本当に分からない。こうして見ると口はジュールのようですが、同じ唇のタイプでも男性シムと女性シムだと形が変わったりするのでしょうか？
そんなわけで2世代目にして早くも予想外の顔がどんどん生成されております。3世代目、そしてそれ以降はどうなるのでしょうか。次回に続きます。
